POCKET BASE - Category:Review

ミュゼふくおかカメラ館01

ミュゼふくおかカメラ館で開催されている、「織作峰子写真展 SWISS 光と風」と「クラシックカメラの世界展」に行ってきた。

元ミスユニバース日本代表という異色の経歴をもつ写真家、織作峰子による、スイスの風景と人物を中心とした美しい写真の数々。女性らしく、優しい目線が感じられる写真に、心癒されるひとときを満喫。

この写真展は、ミュゼふくおかカメラ館収蔵庫増築完成記念として開催されており、同時に開催されている「クラシックカメラの世界展」では、1890年代から1960年代までの、同館が所蔵する世界中の名機が鑑賞できる。

一部のカメラは手に取ることもでき、カメラの好きそうな年配の方々が、クラシックカメラを手にして、童心に帰ったように会話している姿が印象的だった。

続きあり升…

故郷の木持ち

最近ペンケースに仲間入りした、地元富山県産の立山杉を使用したボールペン。

三菱鉛筆が、木材の「地産地消」にこだわり、「故郷(ふるさと)の木持ち」シリーズとして、全国各地で展開しているモノの富山県バージョンだ。

各地域で伐採された木材を使用したボールペンとシャープペンシルが、産地限定で販売されている。今のところすべての都道府県でというわけではないようだが、結構な種類が出ているらしい。

本当は、日本人としてセーラーの万年筆「すす竹」あたりを使いたいのだが、少し値が張るのと、万年筆を使う機会が最近はあまりないので、日本人から富山県民へ、万年筆からボールペンへと、少しスケールを小さくすることに。

それでも、まあ今では結構お気に入りで、替え芯も普通に販売されているタイプのモノが使えるようだし、大切にして、長く使っていこうと思う。

ニューヨーク・スケッチブック

最近、書店の文庫本コーナーの平台に、懐かしい文庫本が平積みされているのを目にした。

積まれていたのは、ピート・ハミルの『ニューヨーク・スケッチブック』。約20年前に購入した文庫本と同じ表紙に、販促用の帯まで付き、新装版として河出文庫より刊行されている。

この『ニューヨーク・スケッチブック』は、34編からなる短編集なのだが、文庫本には付録として「黄色いハンカチ」という短編が収録されている。

これは、1977年に公開された、山田洋次監督による映画『幸福の黄色いハンカチ』の原作で、今年の6月に、アメリカ版の『イエロー・ハンカチーフ』が日本でも公開されるため、この文庫本が新装版として刊行されたのだろう。

喜多嶋隆の新刊の中にも、この『ニューヨーク・スケッチブック』が登場してきたこともあり、懐かしくて、最近本棚の奥から引っ張り出して再読していた。

どの話も、ニューヨークで暮らす人々の日常の一瞬が描かれた、数ページで終わる短い話だ。そして、登場する人物も、ほんの一面だけが描かれている。そのおかげで、どの話を読んでも、登場人物のバックグラウンドを、いろいろと想像することができる。

だから、それぞれは短い話だが、この本を読むときには、いくつもの話を一気に読まないで、1編づつ読みたい。部屋の手の届くところや、鞄の中など、ほんの少し時間があるとき、いつでも読めるところに置いておきたい一冊。

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