Appleの新しいiPad Air（M2）の購入にあたり、保護カバーをどうするかと考えた際に、最初の候補は純正のSmart Folioだった。これまでもiPadの購入時には一緒に純正の、いわゆる“風呂蓋”カバーを購入してきた。
カバーの開閉でスリープとスリープ解除ができ、折り畳むとスタンドにもなるなど、さすが純正モノはとてもよく考えられている。また、新型iPad用はスタンド角度が調整可能になっていたので当然今回もと考えていた。
しかし、以前から気になっていたスタンド兼用カバーがあったのでふと調べてみると、思いのほか良さげだったため、今回はそちらを購入することに。それが、PITAKAの「MagEZ Folio 2」だ。
新しいiPad Airの11インチには従来品で対応し、色は購入予定だったiPad Airのカラーとピッタリなブルーがあったのでそちらを選択。iPad Air本体が手元に来た翌日にはMagEZ Folio 2も届いたので、それからずっと付けている。
表面は質感のいいPUレザーで程よいグリップ感が。裏地はiPadに優しそうなマイクロファイバー。強力なマグネットでiPadにしっかりと貼り付き、カバーの開閉でスリープとスリープ解除にも対応。Apple Pencilを固定できるストラップもある。旧型のiPad Proと兼用の製品なので、背面レンズ部が少し大きく開いているところはご愛嬌か。
ぱっと見、純正のSmart Folioと似ているが、MagEZ Folio 2の最大の特徴は、カバーを折り畳んでスタンドにする際の構造だろう。折り畳み方は三角形に山折りと谷折りにする2パターンあり、さらにiPad本体の向きを変えることにより、4つの角度で使用できる。
中でも嬉しいのは、4つの角度のうち一つが、純正のSmart Folioには無い縦置きのスタンドになるというところだ。これまでもiPadを縦向きで使うことが多々あったため、これはとてもありがたい。縦置きでも使えて重くないスタンド兼用カバーって意外と少ないしね。
また、購入前に気になっていたのは、その独特な三角構造によるスタンド使用時の安定感なのだが、実際に使ってみると案外しっかりとしている。上部の角を強く押すと流石にグラつくけれど、普通に使う分にはまったく問題はなさそうだ。
まあ、なんだかんだ理由があるけれど、それより何より、こういうギミック的なモノがほんとうに大好物からね。ということで、新しいiPad Airのスタンド兼用カバーにMagEZ Folio 2を常用することにした。
フィードバック