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二十年かけて君と出会った 喜多嶋隆

再会は雪降る静かな夜だった。店にやって来た女性は、流葉爽太郎の中学時代の級友・菜摘。ふと淡い思い出が蘇る。もちろん彼女の訪問には理由があった。それは日本初上陸となる海外ファッション・ブランドの広告制作依頼。彼らの前に立ちはだかる無数の壁、少しずつ近づく二人の距離。そして、プライドをかけた広告戦争の行方は!? 流葉シリーズの新たなシーズンが始まる!

喜多嶋隆『二十年かけて君と出会った』(光文社、2017年)、カバー

光文社文庫より、喜多嶋隆のCFギャング・シリーズ『二十年かけて君と出会った』。CFディレクターの流葉爽太郎が活躍する、大好きなこのシリーズ。今回も爽太郎の、どんな“いい男”っぷりが炸裂するのか、読む前からドキドキワクワク。

そして期待通り、相変わらずカッコいい爽太郎で面白かった。いろいろなトラブルも、ビシッと解決。でも、メインとなるファッション・ブランドの広告より、途中に出た八百屋の広告の方が好きだったかも。

今作では、爽太郎の少年時代も描かれている。また、そのころの同級生・菜摘が登場。少年・少女だった二人と、大人になった二人。今まで登場してきたヒロインは一作限りだったけれど、菜摘は今後も登場するのかな。

このCFギャング・シリーズも、最初の『CF愚連隊』の初版が1984年9月。ということは、もう33年かぁ。いつの間にか、主人公の爽太郎より歳をとってしまったなぁ。

喜多嶋作品にハマったのは、このシリーズが面白かったからというのが大きい。帯には「流葉爽太郎の活躍は新たなシーズンへ!」とある。これからも、このシリーズが続いてくれそうなので楽しみだ。

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