2009年のスタートから、14年目を迎えた金沢ジャズストリート。一昨年は中止、昨年はライブ配信での開催、そして今年、やっと通常開催に。アフター・コロナの時代に向けて、新しい金沢ジャズストリートが始まった。
3年ぶりに行くことができた毎秋恒例の音楽イベント。本公演が3日間、前夜祭も入れると4日間の開催だったが、今年は都合があり本公演の初日のみ行ってきた。
今年一番の目当てだったのは、いしかわ四高記念公園ステージの「山中千尋トリオ」。世界的ジャズピアニストの山中千尋に、ベースが畠山令、ドラムスに橋本現輝という、通称“狂犬トリオ”だ。
なんだかもう別格という感じで、リハからすでに観客が引き込まれる。前の方の席にいたけれど、あまりにも暑すぎて始まる前に木陰へ移動したのだが、それでも身体と心に直接響いてくるような演奏で約40分。最後はお馴染の「八木節」で締め。いやぁ、行けてよかった。
午前のオープニングから尾山神社境内での夜のステージまで、金沢の街中を巡りながら、いろいろな会場で、ジャズの調べに酔いしれた一日だった。また来年も無事開催されますように。
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