富山市の高志の国文学館で開催されている、企画展「藤子不二雄Ⓐ展 ―Ⓐの変コレクション―」に行ってきた。昨年、六本木ヒルズ森タワーで開催されていた展覧会の巡回展が、地元富山で開催。
地元出身の著名人と聞かれれば、多くの人が挙げるであろう「藤子不二雄」。今回はコンビのうち藤子不二雄Ⓐの展覧会。地元開催の初日で、本人も来館してトークショーもあったため、大勢の人が来ていた。
子供向けから大人向けまで、幅広いジャンルの作品を数多く生み出している、漫画界の大御所だが、個人的に好きだった作品は、『魔太郎がくる!!』や『笑ゥせぇるすまん』、『少年時代』といった、対象年齢が少し上の作品。あっ、もちろん『まんが道』も。
展覧会の雰囲気も、藤子・F・不二雄の展覧会と比べて、全体がブラックな雰囲気。サブタイトルも「変コレクション」だし。やはり藤子不二雄Ⓐといえば、ブラックユーモア作品だよね。会場の中は、終始、奇妙な世界に包まれていた。
この日のトークショーでは、1時間ほどずっと喋りっぱなしで、ほんと、85歳になってもパワフルだねぇ。まだまだ、これからも新しい作品を生み出してもらいたいものだ。
フィードバック