恒例の古本市、第7回目となる「BOOK DAY とやま」が、富山市総曲輪のグランドプラザで開催されていたので行ってきた。富山県内外の古書店と本好きたちが集まる古本市。今年は開催期間が3日間と拡大。内容も、本、音楽、映画、カレー、トークショーなど盛りだくさんだ。
本のコーナーには、古書店、新刊書店、出版社・リトルプレスなど数十の書店が出店しており、それぞれ特色のある本が所狭しと並べられている。毎年のことながら、ここでは鞄に入りきらないくらい買ってしまった。
文庫本や単行本はもちろんだが、とくに、普段行く書店で見かけることのないリトルプレスの本で面白そうなモノがあると、ついつい手が伸びて買ってしまう。
また、レコード店やレーベルが出店し、レコードやCDもたくさん。DJブースもあり、会場内が楽しいBGMで包まれていた。初日には、別会場でライブも開催されていたようだ。
グランドプラザの近くにあるミニシアター・ほとり座では、本屋が舞台の映画『マイ・ブックショップ』が上映されていた。1959年のイギリス。書店が1軒もない海辺の小さな町で、亡き夫との夢だった書店を開業しようとする一人の女性の物語。久しぶりにミニシアター系の映画を映画館で観たけれど、やっぱりこういう映画は好きだなぁ。
大量の本の中で宝探しをしていると、時間があっという間に経ってお腹も空いてくるけれど、そんなときには、カレーがある。会場内では、カレー専門店や人気レストランが自慢のカレーを販売しているので、昼食でも軽食でもおやつでも、カレーがあれば大丈夫。カレー最強!
そのほかにも、トークショーや似顔絵コーナーなど、いろいろな人が楽しめるイベントのBOOK DAY とやま。毎年開催を楽しみにしているので、これからも長く続きますように。
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