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桜と合掌造りと熊鍋と

まだ桜が咲いているということなので、五箇山までドライブ。街中はほぼ散っているけれど、道中の156号線沿いには、五箇山へ近づいてくると、ところどころに桜の花が。

そして、菅沼合掌造り集落に着くと、そこにはまだ雪の残る山を背景に、集落内で咲き誇る満開の桜。そして、ちょっと早い気もするが、田んぼに水が入っていたので、逆さ合掌も。嬉しいサプライズで、思いがけない絶景に出会えた。

相倉合掌造り集落でも桜の花が咲いていた。ちょうど春祭りの日だったらしく、集落内のあちこちで祭りの準備中。散策中に聞いてみると、獅子舞などが出るまでまだ数時間あるとのことだったので、残念ながら集落を後にして帰路に着いた。

菅沼から相倉へ行く途中、お昼時だったので、五箇山で食事するときによく行っている「食事処 高千代」へ。高千代といえばやはり熊鍋。久しぶりだけど、やっぱり美味しいね。鍋の後はもちろん雑炊。熊肉のエキスがたっぷりと滲み出た出汁で作った雑炊の美味しさといったら……、あぁ、もうたまらん。

マタギの店主が作る、高千代のジビエ料理の美味しさは有名で、秋篠宮御一家がお忍びで食事に来られたこともあるそうだ。メニューも、熊のほか、猪や鹿、雉子など、よくあるジビエ料理が揃っている。そして、まだ試していないけれど気になっているメニューが、アナグマとハクビシン。美味しいとは聞いているので、いつか食べてみたい。

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