恋を、29粒 喜多嶋隆

誰のもとにも、恋はふいにやってくる。学校や仕事場など日常の一場面で、またあるときは旅で訪れた異国の地で――。合宿先でのひと夏の出逢いがくれたもの。同じ夢を追いながら、道を違えた二人が再会したとき選ぶ道。愛を失いかけたとき...

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+DESIGNING vol.34をじっくりと読みつくす

マイナビから季刊で発行されている『+DESIGNING』のvol.34。先月の発売日に購入してから約3週間。なかなか読みごたえのある内容で、じっくりと読みつくした。 ここのところ仕事が忙しく、なかなか落ち着いて読む時間が...

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マナは海に向かう 喜多嶋隆

門倉マナは漁師の祖父と2人、葉山に暮らす高校3年生。学業の傍ら、海に繰り出す日々。夏の終りのある日、1人で漁に出た祖父は戻らず、発見された船には、巨大魚との格闘の痕跡が残されていた。祖父の誇りを守るため、マナは青春を賭け...

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ぎっちょんちょん 群ようこ

群ようこの『ぎっちょんちょん』、新潮文庫版を読んだ。群ようこの作品は、映画のために書き下ろした小説『かもめ食堂』を読んで以来。 主人公は、夫と別れてから、いまいち仕事に身が入らないウエディングプランナーのエリコ。バツイチ...

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その日まで 紅雲町珈琲屋こよみ 吉永南央

吉永南央の『その日まで 紅雲町珈琲屋こよみ』の文春文庫版を読んだ。前作『萩を揺らす雨』に続く、紅雲町珈琲屋こよみシリーズの第2弾。 舞台は、丘陵の上から大きな観音様が見下ろす街、紅雲町。主人公は、そこでコーヒー豆と和食器...

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かもめ達のホテル 喜多嶋隆

湘南・葉山のかたすみにひっそりとたたずむ一軒のホテル。若き女性オーナー・美咲が経営するこの海辺のホテルには、様々なわけあり客たちがやってくる。偽名を名乗るカメラマンや、トーナメントシーズン真っ最中に大会を欠場してやって来...

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和菓子のアン 坂木司

デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの十八歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。...

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きみの瞳に乾杯を 喜多嶋隆

小早川星は、アメリカで活躍する敏腕キャスティング・ディレクター。映画やCFなどにふさわしい出演者を探し出演交渉を行う仕事だ。ニューヨークで彼女を襲った悲劇。最愛の恋人を失い、傷心を抱えて日本に帰国した星を待ち受けていたの...

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三匹のおっさん 有川浩

有川浩の『三匹のおっさん』。単行本ではシリーズ化されて続編が出ているが、文春文庫からは、まだこの第一作目だけ。 道場の師範代も務めた剣道の達人、キヨこと清田清一。居酒屋の元亭主で柔道の達人、シゲこと立花重雄。工場を経営し...

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みんな孤独だけど 喜多嶋隆

誰もがみな孤独を抱えながら生きている。だからこそ自然と寄りそい、惹かれ合っていく……。文化の違うニューヨークの商社で孤軍奮闘する日本人女性と心の傷を抱えたビル警備員との暖め合うような恋、葉山のさびれた保養寮で、自分の信念...

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ビブリア古書堂の事件手帖

ビブリア古書堂の事件手帖 三上延

メディアワークス文庫から刊行されている、三上延のミステリ小説『ビブリア古書堂の事件手帖』。 書店の話題作コーナーなど、目立つところに置かれており、人気作なんだろうなとは思っていた。いわゆるライトノベルに分類されるのかな。...

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