Miss ハーバー・マスター 喜多嶋隆

逗葉マリーナで〈ハーバー・マスター〉を務めている夏佳。マリーナに置かれているすべての船の管理から、ボートやヨット・オーナーの相談役まで、ハーバー内で起こる全ての責任を負っている。さまざまなオーナーたちを相手に夏佳はいつも...

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猟師の肉は腐らない 小泉武夫

世界を巡った末に、故郷・阿武隈の山奥に戻った猟師の義っしゃん。賢い猟犬をお供に猪を狩り、岩魚を釣り、灰や煙を使って肉を保存し、冬に備え、危険から身を守る。蜂も蝮も木の皮も、なんだってご馳走になる。過酷な自然との暮らしは、...

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鼠、狸囃子に踊る 赤川次郎

女医の千草の手伝いで、一人でお使いに出かけたお国。帰り道に耳にしたのは、お囃子の音色。フラフラと音が鳴る方へ覗きに行ったはいいが、人っ子一人、見当たらない。次郎吉も話半分に聞いていたが……。 赤川次郎『鼠、狸囃子に踊る』...

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海よ、やすらかに 喜多嶋隆

4月の初め、湘南の海岸に大量の白ギスの死体が打ち上がる事件が続いていた。異常を感じた県の要請で対策本部に呼ばれたのは、海洋生物の生態系を守る魚類保護官・銛浩美。魚の大量死に隠された謎と陰謀を追う! 海よ、やすらかに 喜多...

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サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ 大崎梢

「ファンの正体を見破れる店員のいる店で、サイン会を開きたい」――若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に名乗りを上げた成風堂だが……。駅ビルの六階にある書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト...

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恋を、29粒 喜多嶋隆

誰のもとにも、恋はふいにやってくる。学校や仕事場など日常の一場面で、またあるときは旅で訪れた異国の地で――。合宿先でのひと夏の出逢いがくれたもの。同じ夢を追いながら、道を違えた二人が再会したとき選ぶ道。愛を失いかけたとき...

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マナは海に向かう 喜多嶋隆

門倉マナは漁師の祖父と2人、葉山に暮らす高校3年生。学業の傍ら、海に繰り出す日々。夏の終りのある日、1人で漁に出た祖父は戻らず、発見された船には、巨大魚との格闘の痕跡が残されていた。祖父の誇りを守るため、マナは青春を賭け...

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ぎっちょんちょん 群ようこ

群ようこの『ぎっちょんちょん』、新潮文庫版を読んだ。群ようこの作品は、映画のために書き下ろした小説『かもめ食堂』を読んで以来。 主人公は、夫と別れてから、いまいち仕事に身が入らないウエディングプランナーのエリコ。バツイチ...

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その日まで 紅雲町珈琲屋こよみ 吉永南央

吉永南央の『その日まで 紅雲町珈琲屋こよみ』の文春文庫版を読んだ。前作『萩を揺らす雨』に続く、紅雲町珈琲屋こよみシリーズの第2弾。 舞台は、丘陵の上から大きな観音様が見下ろす街、紅雲町。主人公は、そこでコーヒー豆と和食器...

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かもめ達のホテル 喜多嶋隆

湘南・葉山のかたすみにひっそりとたたずむ一軒のホテル。若き女性オーナー・美咲が経営するこの海辺のホテルには、様々なわけあり客たちがやってくる。偽名を名乗るカメラマンや、トーナメントシーズン真っ最中に大会を欠場してやって来...

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和菓子のアン 坂木司

デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの十八歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。...

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