梅雨の花と言えば、なんだかんだでやはり紫陽花がいちばん人気な感じ。この時期には、公共の場から個人宅の庭まで、至るところで紫陽花を見かける。
紫陽花の名所と言われている場所が全国にあるようだが、富山だとやはり射水市にある太閤山ランドだろう。毎年この時期には「あじさい祭り」が開催され、約110種2万株の紫陽花を目当てにたくさんの人が訪れている
500mほどある“あじさい通り”の両側に咲き誇る紫陽花は、色やカタチ、大きさなどさまざまで、見ていてほんとうに飽きない。
舗装されたあじさい通りもいいけれど、通り沿いの斜面にはところどころ小道があり、紫陽花の中を散策することもでる。なんだか不思議な世界に迷い込んだ感じ。
高岡古城公園にも少しだが紫陽花が。堀沿いの道で咲いているのを見かけたので駐車場へ入ると、石垣の上でも咲いていた。道を歩く人も車で来た人も紫陽花が楽しめる。
そして公園内の射水神社では、手水舎に紫陽花の花が浮かべられ、綺麗な花手水となって参拝に訪れた人の目を楽しませていた。
この時期はいろいろなところで紫陽花の花が楽しめて、ひどい雨やジメジメした空気で沈んだ気分を和ませてくれる。なんだか世の中うまくできているようだ。
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