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花のお江戸ライフ ―浮世絵にみる江戸っ子スタイル

富山県水墨美術館で開催されている企画展「花のお江戸ライフ ―浮世絵にみる江戸っ子スタイル」に行ってきた。絵師やシリーズなどのしばりではなく、江戸の暮らしが描かれたさまざまな浮世絵を集めた展覧会だ。

旅行やメイク、ペットやグルメ、ガーデニング、季節のレジャーや行事など、現代でも定番なブームや娯楽の数々。そんな“花のお江戸ライフ”の情景を、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳など、著名な絵師らの浮世絵を通して感じることができる。

美術館に行ったのは連休中の午後。会場内に入ると、ちょうど学芸員によるギャラリートークが始まるところ。展示されているいろいろな浮世絵の前で、描かれている絵の説明や、それから想像される江戸の人々の暮らしぶりなどを約1時間、とても楽しい内容だった。約2カ月の会期中、ギャラリートークは3回だけ行われるようなので、いい日にあたったようだ。

ギャラリートークが終わったあとは、また最初に戻り、さまざまな絵師の浮世絵をひとつひとつじっくりと鑑賞。どの浮世絵も興味深く、つい細かなところまで見てしまい、あっという間に時間が過ぎていった。

この日は別の展覧会にも行こうと思っていたのだが、思いのほか夢中になって長居してしまったので、そちらは行けなかった。また今度だな。

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