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グラスアートとムーミンで、北欧フィンランドを感じる

TOYAMAキラリの富山市ガラス美術館で開催されている「フィンランド・グラスアート 輝きと彩りのモダンデザイン」と、同時開催している「ムーミンの食卓とコンヴィヴィアル展 ―食べること、共に生きること―」に行ってきた。

1930年代から今に至る、フィンランド・グラスアートの系譜を辿る作品展。フィンランドで「アートグラス」と呼ばれている、芸術的志向の高いガラス作品が集まっている。

時代によるモダニズムデザインの変遷など、フィンランド・グラスアートの歴史の一片を見ることができた。生活に溶け込んだ用の美も好きだが、こういう純粋に美を追求した作品を鑑賞するのも面白い。

もうひとつの「ムーミンの食卓とコンヴィヴィアル展」には、ムーミンの物語に登場する食べものに焦点をあてた、挿絵やグッズなどがいろいろと。

ムーミン谷の仲間たちによる自然の恵みを中心とした食事を通じ、食べることと生きることの繋がり、個性的な仲間たちとの繋がりが感じられる内容。ごちそうや共生を意味する“コンヴィヴィアル”という概念をなんとなく感じさせるような展示だった。

フィンランドは、個人的になかなか馴染みのない国だけれども、あぁ、これはフィンランドなんだってモノにたまに出会う。もしかすると、日本とフィンランドって結構繋がりがあるのかな。

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