高岡市美術館で「アニメーション美術の創造者 新・山本二三展 ~天空の城ラピュタ、火垂るの墓、もののけ姫、時をかける少女~」が開催されている。
日本を代表するアニメーション背景画家・美術監督の山本二三。本展では、誰もが知っているようなアニメの背景画がたくさん展示されており、懐かしい名シーンを思い浮かべながら、緻密な描き込みと豊かな色彩で表現された美しい背景画が楽しめる。
なかでも、山本二三の故郷・長崎県五島列島を描いた絵画シリーズ「五島百景」は、雄大な自然と、それに調和した建造物、そこに暮らす人々の生活が感じられるようで、魅力あふれる五島列島を訪れたくなるような作品だった。
高岡市美術館が最初の会場として始まった今回の巡回展だが、10年前にも同館で開催されていた山本二三展を見ている。しかし、その後の作品の追加や、新たな構成になっているのと、あれから10年経っていることもあり、新鮮な驚きと感動を堪能してきた。
そういえば図録も新しいモノが売っていた。先日は買わなかったけれど、やっぱり買いに行ってくるかな。
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