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立山の霊獣クタべで疫病退散

新型コロナウイルスの蔓延が続き、疫病退散にご利益があるという妖怪・アマビエが、SNSに端を発して広く世間で知られるようになった。似たような話は全国各地にあるようで、地元富山にも「クタべ」と言う立山の霊獣の言い伝えが。

日本三霊山の一つとされている立山。江戸末期、そんな立山で薬種を採っていた人の前に現れ、疫病を予言したという霊獣クタべ。そして、自分の姿を見た者は助かる、自分の姿を絵に描いて見せるようにと告げたことが伝えられている。

体は獣で顔は人という姿のクタべ。水木しげるの手による絵など結構かっこいいモノもあるが、地元富山で広まっているのは、富山県立山博物館の学芸員が描いた、なんともユーモラスで愛らしい姿のクタべだ。

最近は、そのユーモラスな姿のクタベ缶バッジを鞄に付けているけれど、これは昨年夏に同館が開催した企画展に合わせて販売されたモノ。まだ新型コロナウイルスが騒がれる前に、クタベに関する資料の公開や、その姿を描いた缶バッジを販売するなんて、まさにクタべの言い伝えそのものだ。

多くの人が、ユーモラスで愛らしい姿の霊獣クタべを見て、不安な心が少しでも和らぎ、そして病を逃れることができますように。