富山市の高志の国文学館で開催されている企画展「国際アンデルセン賞受賞記念展 角野栄子の魔女」に行ってきた。2018年に、児童文学の国際的な賞「国際アンデルセン賞」で作家賞を受賞したのを記念した展覧会だ。
角野栄子といえば、有名なのはジブリアニメにもなった『魔女の宅急便』で、一応シリーズの6巻は全部持っている。大人だけど。あとは『アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ』シリーズ。こちらは残念ながら未読。大人だし。
本展では、この両作を中心に、角野栄子の豊かな想像力とユーモアに彩られた世界が、いろいろと紹介されている。中でも、貴重な自筆原稿や創作ノート、黒革の手帖と呼ばれるメモやスケッチなど、とても興味深い展示もあった。
読んでいるとワクワクするような角野栄子の作品は、世代を問わず、多くの読者に愛されている。そんな作品制作の一端や、発想の源を垣間見ることができる展覧会だった。
ちなみに、『魔女の宅急便』シリーズは全巻持っていると書いたけれど、スピンオフ的な特別編も2冊刊行されている。そちらはまだ読んでいないのでそのうちに。
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