この時期のよく晴れた朝は、放射冷却で霜が降り、家の周りの田んぼや畑が真っ白になっていることが多い。今年はほとんど雪が降っていないので、起き掛けの寝ぼけ眼で窓の外を見ると、久しぶりの雪かの勘違いしてしまう。
出社の時間になってもまだ真っ白だったので、途中で車を降り、カメラを取り出して撮影していると、霜の結晶が作り出す幻想的なミクロの世界に引き込まれ、つい夢中になって時間を忘れてしまっていた。
なんとか気がついて、出勤時間ギリギリ間に合ったけれど……。危ない危ない。今度から、こんな日は早めに家を出るようにしよう。
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