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桜舞い散る週末の金沢

もう桜の見頃は終わっているだろうと思いながらも、週末に金沢まで行ってみると、案の定、どこも桜は散っていて、葉桜になっているところも多かった。

それでも、観光客を含め大勢の人出があるのはいつもの金沢の風景。そんな混雑を少し避け、落ち着いた趣の主計町茶屋街まで。

このあたりは、いまでも昔ながらの料亭や茶屋が建ち並び、昼間でも歩いていると三味線の音が聞こえてくるような雰囲気。夕暮れ時になると実際に聞こえるそうだが、その時間に来たことは残念ながらまだ無い。

料亭や茶屋が建ち並ぶ浅野川沿いには桜並木が。満開の時期も綺麗だったろうが、だいぶ花が散ったこの日でも、時折吹いてくる春風に桜の花びらが舞い散り、主計町茶屋街が幻想的な雰囲気に。たぶん、ここはどんな時期でも絵になるのだろう。

近くのひがし茶屋街まで少し歩いて行くと、こちらは観光客でいっぱい。相変わらず凄い人気。こちらも建物とかはいい感じ。まだこんなに人出が無かったころはよく来ていたけれど、最近は散策目的なら主計町茶屋街の方に行ってしまうかな。でもお店とかはいろいろあって、そういう目的なら、ひがし茶屋街の方が楽しいかも。

そこから金沢城公園まで歩いたころには、ちょっと足がきつくなってきたので、まだ少し残っている桜を楽しみながら広場で休憩。芝生の上で休んでいると、春の陽気に気持ちよくなって思わず眠気が。桜が満開の時期とはズレたけれど、いい日に来たなぁ。

そういえば、先週末から金沢駅がやっとICカードに対応した。富山県内のあいの風とやま鉄道線の駅は、すでにICカード対応をしていたのでSuicaが使えたけれど、金沢駅が対応していなかったので、電車で金沢まで行く時はわざわざ切符を買っていた。これからはもうそんな手間がかからない。いいねぇ。

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