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永井一正 ポスター・ライフ 1957-2014

富山県立近代美術館で先週末から開催されている「永井一正 ポスター・ライフ 1957-2014」に行ってきた。日本を代表するグラフィックデザイナー・永井一正の、およそ60年にわたるポスター制作の歩みを回顧する大展覧会。約500点のポスター作品がずらりとそろった本展は見ごたえも充分。できれば、時間の許す限り、一日中でもじっくりと見たいほどだった。

作品は1957年から2014年まで年代順に展示されており、それぞれの年代に見覚えのあるポスターがいっぱいだ。こういう時にはその年の自分が何をしていたかを考えながら見る。小・中学生だった自分。高校でデザインを勉強していた自分。社会人になってデザインを生業とした20代の自分。30代の……と。その頃の自分と作品がリンクして、懐かしくも新鮮な気持ちで見ることができる。思い出したくないことまで思い出してしまうこともあるが……。

ところで、本展が開催されている富山県立近代美術館だが、数年後に富岩運河環水公園への移転が計画されている。あちらは確かに景観のいい公園なのだが、いつも駐車場が満車。そこに美術館まで入って大丈夫なのだろうか。

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