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第81回アカデミー賞、日本から2作品受賞

アメリカ映画界最大の祭典、第81回アカデミー賞の授賞式が、ハリウッドのコダックシアターで行われ、日本からは、加藤久仁生監督の『つみきのいえ』が短編アニメ賞を、滝田洋二郎監督の『おくりびと』が外国語映画賞を受賞した。

日本映画の受賞は、第75回に宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』が長編アニメ賞を受賞して以来6年ぶり。もしかして、2作品の同時受賞は初めて?

滝田洋二郎監督が、地元の高岡市福岡町出身ということもあり、『おくりびと』のノミネートが発表されてから、こんな田舎でも結構盛り上がっていたいたのだが、外国語映画賞受賞ということで、よりいっそうの盛り上がり。こういうことでもないと、田舎は盛り上がらないからね。いいことだ。

といいつつも、実は『おくりびと』をまだ観ていない。「死」をテーマにした作品ということで、気が重くなりそう感じがして、公開時には敬遠していたのだが、そうでもないみたい。こうなってくると、何だか観たくなってきた。現金なもんだね。

地元の映画館で、今週末までの予定でアンコール上映をしていたけれど、この度の受賞で上映期間が延びるかな? 時間があれば観てこよう。

ところで、授賞式の模様はWOWOWの夜の放送で見ていたのだが、思いっきりウケたのが、『つみきのいえ』で短編アニメ賞を受賞した加藤久仁生監督の受賞スピーチだ。

おそらく、加藤久仁生監督が所属する会社「ロボット」に掛けて言った「ドウモアリガトウ、ミスターロボット」。会場中にも、物凄くウケていた。やはり皆、1980年台に大ヒットした、Styxの「Mr.Roboto」のフレーズがすぐに思い浮かんだのだろう。

ニュースなどでは、滝田洋二郎監督の『おくりびと』方が大きな扱いだが、受賞スピーチでは、加藤久仁生監督の勝ち! 最高の受賞スピーチだった。

フィードバック

  1. おくりびとの受賞ニュース後、TOHOの映画館の前を通ったら号外ニュースが出てましたよ〜!次やっぱり受賞したとなると見たくなりますね。現金なもんで・・・。

  2. 何だか新聞を見ると、平日の昼間だってのに
    TOHOのチケット売り場が凄い混雑になっていたねぇ。
    やっぱりアンコール上映の期間を延長したみたいだし
    休日はもっと凄いことになるんだろうな。

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