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最高の人生の見つけ方

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンという、二大オスカー俳優同士の共演で話題の映画『最高の人生の見つけ方』を観てきた。監督は、『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー監督。ここ二、三か月に観た映画は、どうもハズレばかりを選んでいたようで、イマイチだったのだが、この『最高の人生の見つけ方』は、久しぶりに心の琴線に触れた。

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの演技は当然素晴らしく、安心して観ることができる。ストーリーと演出も、充実しているが過度なモノではない。最近の映画によくある、説明臭さがなく、適度に間引かれているストーリー展開と演出は、観ているうちにどんどんと引き込まれていく。また、序盤からいろいろと伏線が張られており、それらをひとつひとつ回収していく展開が面白い。特に、冒頭から中盤、そしてエンディングへと繋がるフリとオチは、傑出していると思う。

原題は『THE BUCKET LIST』で、これは「棺桶リスト」という意味。余命6か月と宣告を受けた老人二人が、棺桶に入る前に自分がやりたいことをリストに書き出し、それらをひとつひとつ実現させていくカタチで、ストーリーが進んでいく。その中で、「あれは、もしかしてこういうことだったのか」とか、「あれが、こんな所へ繋がってくるのか」と納得させられるシーンが数多くちりばめられている。なんというか、じっくりと、何度も観返したくなる映画だった。