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スマイル *聖夜の奇跡*

陣内孝則が原作・脚本・監督の映画『スマイル *聖夜の奇跡*』を観てきた。

プロのタップダンサーになる夢に破れた青年が、ふとしたことから、一度も勝ったことがないという弱小少年アイスホッケーチーム“スマイラーズ”の監督になり、彼らを奇跡の勝利へと導く。

いわゆる『がんばれ!ベアーズ』系の映画と思いきや、それだけではない。全体のノリも良く、楽しい映画だが、少年と少女の淡い恋物語をうまく織り交ぜ、ちょっとウルッとくる感動作に仕上がっている。

脇は錚々たる顔ぶれの名優たちがしっかりと固めているが、スマイラーズのメンバーを演じるのは子役ではなく、演技初挑戦のアイスホッケー少年たち。だからこそ、アイスホッケーシーンでは迫力とスピード感にあふれ、子供たちの演技にも純粋さと素朴さが見て取れたのだろう。

また、「The Little Drummer Boy」を初めとする懐かしい名曲たちが、映画の中でも随所に印象的な使われ方をされており、そのあたりはさすが元「ザ・ロッカーズ」の陣内孝則といったところか。

スマイラーズの子供たちが、rum pum pum pum♪ rum pum pum pum♪ という懐かしい曲とともに、大人になって忘れかけていた何かを思い出させてくれる。いい映画だったなぁ。