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リトル・ミス・サンシャイン

やっと地元で公開された『リトル・ミス・サンシャイン』を観てきた。先月は1本も劇場で観なかったので、これが今年最初に劇場で観た映画となる。そして、その初っぱなの映画が大当たり。これはなかなか幸先がいい。

アリゾナに住むあるフーヴァー家は、家族それぞれが問題を抱えバラバラな状態。そんな家族の娘オリーヴが「リトル・ミス・サンシャイン」コンテストに繰り上げで参加する事となる。オンボロのVWミニバスに乗り、家族総出で会場のあるカリフォルニアに向けて出発するが、旅の途中では家族に次々とトラブルが。おまけにオンボロのVWミニバスまでもが故障し始める。しかし、オリーヴの夢「リトル・ミス・サンシャイン」のため、バラバラだった家族が一つになっていく。

自分が開発したプログラムで人間を「勝ち組」と「負け組」にわけ、独自の成功論を説く父リチャード。この映画の中で「勝ち組」と「負け組」という言葉が何度も出てくる。何をもって「勝ち組」と「負け組」なのか。絶対に勝つ事が成功となるのか。勝ち負けにこだわっては得られない大事なモノもあるのではないか。そんな現代社会へのアンチテーゼを感じ取る事ができる作品。

何かを考えさせられ、感動させられ、そして随所にちりばめられた少しブラックなユーモアがアクセントとなり、とてもバランスがよく、面白い映画だと思う。