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バブルへGO!! タイムマシンはドラム式

ホイチョイ・プロダクションズ原作の『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』を観てきた。ホイチョイといえば『私をスキーに連れてって』『彼女が水着にきがえたら』など、まさにバブル全盛の時代にヒット作を生み出してきたプロダクション。そのホイチョイが、バブルの時代へタイムスリップというネタで新作を公開。

財務省は偶然タイムマシンを発明した研究者を1990年へ送り込んだ。目的はバブル崩壊の引き金となった大蔵省通達を阻止するため。だが、送り込んだ研究者からの連絡が途絶えたために計画は頓挫する。しかし、研究者に娘がいる事が分かり今度はその娘に白羽の矢が立った。まあ、ここまではありがちな設定だがある意味王道といったところか。意を決し、母親の救出と日本の歴史を変えるという重大な任務を背負って乗り込むタイムマシンは、何故かドラム式洗濯機……。何故か? それはこの映画が日立製作所とのタイアップだから。いや、もうなんだかバカらしくって面白い。

娘役の広末涼子がバブル全盛の時代に乗り込んでからの映像は、とにかく懐かしくて楽しい。ディスコにユーロビート、ボーイズ・タウン・ギャング、リンドバーグにプリプリ。紺ブレ、ワンレン、ボディコン。ティラミスにサントリージアス。資生堂の今井美樹や鉄骨娘のCF。他にも、当時を知る人には分かる細かいネタがあちこちにいっぱい仕込まれている。

あのメチャクチャな時代を反省しているわけでもなく、揶揄するでもなく、とにかく難しい事は考えずに「バブルって、サイコー!」と楽しんでしまおうと作られたのがこの映画だと思う。ある意味バブル的思想かな。まあ、その割り切り方がこの映画の良さなのかもしれない。とにかく、この時代が懐かしいと感じる世代にはお勧めの映画だろう。

フィードバック

  1. TBこちらからも貼らせていただこうとしたのですが、どうしてもうまくいかず…。コメントのみで失礼いたしますm(_ _)m
    バブルの時期を懐かしむと同時に、ホイチョイプロの名も久々に聞いて懐かしかったです(笑)

  2. Bohさん、コメントありがとうございます。
    確かにバブルの時期が懐かしいとともに、ホイチョイの名前も懐かしいんですよね。
    当時の映画も、今観るときっととても恥ずかしいのだろうけど
    当時はあれが良かったんだよなぁ。

  3. コメントとTBありがとうございました!

    楽しんでみていただけて
    今回関わってもいないのになんだか私までうれしいです☆

    今後もよろしくお願いします♪

  4. migさん、こちらこそよろしくお願いします。
    今度馬場監督にお会いする際には
    楽しい映画をありがとうございましたと、是非お伝えください。

  5. 私が高校生の時、たしかバブルがハジけて、短大時代に就職氷河期に突入し、社会人になってから高校生ブームがやって来た。バブルの恩恵もなく、高校生ブームも関係なく、地味〜に過ごしてきた世代が私たちの世代ですよ・・・。
    でも、この映画はみたいですね!

  6. うちらは社会人まっただ中にバブルの時代。やっぱ恩恵を受けた口だと思うんだけれど、映画ほど派手ではなかったな。今思うとちょっと勿体無かったかも。もっと遊んでおけばよかったなぁ。

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