三谷幸喜が脚本・監督を務めた映画『THE 有頂天ホテル』を観てきた。ローマ字表記だと『THE WOWCHOTEN HOTEL』。ウチョウテンではなくワォチョウテン。ビックリした感じかな、なんでだろ。面白いけどね。
内容は、カウントダウンパーティーをひかえたホテルアバンティを舞台に、大晦日、夜10時過ぎから年越しまで、約2時間のリアルタイムストーリー。主要人物が20人以上いてそれぞれにドタバタとしたエピソードがありながらも、それらがうまく絡み合い、クライマックスに向かって休む間もなく怒涛の展開で進んでいく。
しかし、これだけ豪華で個性の強い役者が出ているのに、違和感なくまとまり、それでありながら個性も引き出しているというところは結構凄いかも。それぞれのキャラクターのいくつものストーリーが同時進行していても、最後にはしっかりとそれらがまとまっているし。まあ、この作品は何も考えずにただ楽しめばいいのかもしれないけれどね。本当、劇場内全体が笑いに包まれて楽しい時間を過ごせる作品だった。
THE 有頂天ホテル
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