芳崎せいむの『金魚屋古書店』第2巻を購入した。第2巻だけれども、前身である『金魚屋古書店出納帳』から数えて4巻目。金魚屋という古本屋を舞台に、毎回ひとつの漫画を軸にして人間模様を描いた一話完結の作品。
今まではマイナーというか、知る人ぞ知るという感じの漫画を取り上げた話が多かったが、今回は「アドルフに告ぐ」「じゃりん子チエ」「銀河鉄道999」など結構メジャーどころの作品を多く取り上げている。
人間模様の方は、トメさんの新人セドリのころの話があったり、菜月の店長代理としての苦悩があったり、菜月のママが初登場したり、と常連キャラの掘り下げ話も充実。
ところで今回取り上げられていた「小さな恋のものがたり」って、家にあった雑誌で何度か読んだことはあったけれど、40年以上も続いているんだね。知らなかった。
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