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GR DIGITALから“GR”へ

先月、ペンタックスリコーイメージングから、GR DIGITAL IVの後継機となる最新モデル「GR」が発表された。初代、II、III、IVと続いた高機能コンパクトデジタルカメラシリーズも、今回のモデルで五代目。機種名からDIGITALやモデルナンバーを省き、単純に「GR」としたあたりに、このモデルこそが真のGRだと言わんばかりの、リコーの本気度が伺い知れる。

個人的に注目する一番大きな変更点は、待ち望んでいた撮像素子の大型化だ。1/1.7型のCCDセンサーから、より大型となるAPS-CサイズCMOSセンサーに変更された。面積比で約8.9倍。この差はかなり大きい。また、ローパスフィルターレスということなので、より繊細で自然な解像感が期待できそうだ。

そのほかにも、多くの部分が進化している。常用ISO3200(最高ISO25600)での高感度撮影。起動や収納、AFの高速化。絞り開放から使用できるNDフィルター。ペンタックスの一眼レフでお馴染、TAvモードの搭載。Eye-Fiカード対応など、より撮影の幅が広がりそうな進化だ。その上で、従来の操作性を継承しているあたりも、とてもありがたい。

スペックを見る限りは文句のないGRだが、手ブレ補正機能が搭載されていないのは残念だ。今までは、あまり得意ではなさそうに思えたリコーの手ブレ補正。ペンタックスリコーとなったことで、ペンタックスの優れた手ブレ補正技術が採用されるかと期待していたのだが、残念ながら手ブレ補正そのものの搭載が見送られたようだ。このあたりは、ボディサイズとの兼ね合いもあるのかな。

撮像素子の大型化にともない、そのボディの大型化も心配していたのだが、従来機と比べ、幅8.4mm、高さ1.2mm、奥行き2.2mm、重さ26gの増加にとどまっている。これなら、十分にスナップシューターとして活躍できそうだ。

もの凄くそそられる「GR」なのだが、今のところすぐに購入するつもりはない。カタログを貰いにカメラ屋へ行った時、予約受付中のPOPに少し心がぐらついたけれど、現在の経済状況を考えて、もうしばらく値下がりを待つことにした。数年前の経済状況ならば、間違いなく飛びついていたんだけれどね。

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