
金沢の国立工芸館で開催されている、移転開館5周年記念「ルーシー・リー展 ―東西をつなぐ優美のうつわ―」に行ってきた。20世紀を代表するイギリスの陶芸家ルーシー・リーの作品を中心に約120点が展示されている。
ウィーン時代の作品から、ロンドンへ渡った頃の初期作品、東洋陶磁の影響を受けた時代の作品、自らのスタイルを確立し、ルーシー・リーといえばと広く認識されている代表作など、見どころがたっぷり。
また、バーナード・リーチやハンス・コパー、濱田庄司といった、交友を深めて影響を与えあった作家たちの作品も展示され、リーの作風の遍歴や東洋との関わりもいろいろと紹介されていた。


スタイルを確立した移行の、すっきりとしたフォルムのルーシー・リー作品って日本ではけっこう人気がある印象。なんとなく日本人の美意識と合っているのかな。
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