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森記念秋水美術館 開館一周年記念特別展 日本刀物語

富山市の森記念秋水美術館で開催されている、開館一周年記念特別展「日本刀物語」に行ってきた。この特別展では、平安時代から江戸時代にかけて作られた日本刀で、「重要美術品」に認定されている約六十振りが一堂に会し、展示されている。

重要美術品とは、1950年に文化財保護法が施行される以前、「重要美術品等ノ保存ニ関スル法律」によって、日本の古美術品が国外へ流出することを防止する目的で認定された有形文化財のこと。同法が廃止された現在でも、その認定効力は保たれているそうだ。

さまざまな時代の刀工による、太刀、短刀、刀が勢揃いし、それぞれの作風や時代時代の特長を見比べるのも面白い。どれもが、何百年も前に作られたとは思えないほどの、妖しくも美しい輝きを放ち、じっと見ているとその光に吸い込まれそうになってしまう。

明智光秀が愛用していたと伝わっている刀も展示されていた。もしかするとこの刀は、謎に包まれた、あの「本能寺の変」の真実を目の前で見ていたのかもしれないと考えると、思わずその時代に思いを馳せ、刀の前でしばらく立ち尽くしてしまった。

そして今回も、刀女子と思われる方々が多数。日本刀人気いまだ衰えず、だね。

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