氷見市磯辺の「磯部神社」の藤が、ちょうど満開だというので、週末に行ってきた。ここの藤の木はとにかく大きい。神社へ着いて、鳥居の向こうに見えるのは、社叢全体を覆うように広がる藤の花。管理された藤棚になっているのではなく、数十メートルある高木いっぱいに絡みついた藤の木の花が、本当に見事だ。
これでも一昨年の大雪による折損で、一部剪定されているようだが、今年が表年ということで、満開に咲き乱れている。でも、剪定されたというのもあるし、かなりの古木ということもあるのか、以前と比べて、上の方の花がやっぱりちょっと少ない感じがする。
この藤の木は一体何年、神社とともにこの地を見守ってきたのだろう。こういう古木に触れるたびに、人間ってちっぽけな存在なんだなと、いつも再認識させられる。
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