ウイング・ウイング高岡4階の高岡市生涯学習センターホールで行われた、寺井尚子のコンサート、「寺井尚子クインテット」に行ってきた。
寺井尚子のヴァイオリンと共に、ピアノの佐山雅弘、ベースの金子健、ドラムスの荒山諒、パーカッションの松岡“matzz”高廣が、珠玉のアンサンブルを響かせる。一昨年にグループが一新され、このメンバーになってからのコンサートに来たのは初めて。昨年発売されたアルバムもこのメンバーだ。
寺井尚子のコンサートは久しぶりなので、オープニングからもう興奮が止まらない。発売済みのアルバムの曲から、直前までレコーディングしていた発売予定のアルバムの曲まで盛りだくさん。そして、ラストに演奏されたのは、大好きな「Spain」。このクインテットでの「Spain」もいいねぇ。
ステップを踏みながらの演奏は、踊っているかのよう。そして、激しい演奏で弓の毛が何本も切れ、それを振り乱しながら弾き続ける姿や、演奏の最後に弓を高く上げるポーズもかっこいい。相変わらず艶やかで情熱的で華やかな演奏。いつもCDを聴いているけれど、やっぱりライブだね。アンコールも大盛り上がりだった。
メンバーが変わって初めて生で味わった、このクインテットの演奏。何だか今までに行ったコンサートよりも、全体的にキラキラとした印象。アレンジかな。
そうそう、今回の席は、パーカッションの松岡“matzz”高廣の目の前。魅入ってしまったその演奏に、袖にはける時には思わず「マッツーーーッ!」と叫んでいた。
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