お正月といえば“新春初笑い”ということで、年末年始のお休み最終日となる4日、富山県民会館で行われた立川志の輔の独演会「志の輔らくご in NIPPON」に行ってきた。
昨年までの11年間、お正月は東京の渋谷パルコ劇場で「志の輔らくご in PARCO」として1か月間の口演が行われていたが、昨夏から劇場が3年間の建て替え工事に入ったために、今年は全国12都市での口演となった。そして、その皮切りが地元富山での“新春初笑い”だ。
まだWOWOWに入っていたころは、「志の輔らくご in PARCO」の放送を毎年楽しみにしていた。それでいつかは行きたいなぁと思っていたら、今年は富山での口演という、うれしい機会が。発売に気付いてすぐにチケットを取ったけれども、さすが人気落語家の立川志の輔、取れたのは結構後ろの方の席。それでもそんなに大きなホールではないので充分。取れただけ良かったのかも。
この日の演目は、新作落語が2題、古典落語が1題の計3題。あの独特な話芸で繰り広げられる落語に、お正月から大笑い。会場全体が志の輔らくごの世界に飲み込まれていた。最後に全員で三本締めをし、大満足で終わった「志の輔らくご in NIPPON」。やっぱり落語はいいねぇ。
そういえば、富山には「てるてる亭」という寄席があり、月に一度ほど、「志の輔のこころみ」という立川志の輔の落語会が行われている。小さな寄席での落語っていうのもよさそうだ。今度はそちらにも行ってみようかな。
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