越中八尾の町屋で展開されるアートイベント。今年で第21回目の開催となる「坂のまちアート in やつお 2016」に行ってきた。
先月の「おわら風の盆」の時期には、全国より大勢の人が訪れていた八尾も、すっかり秋の気配を感じるこの時期なら、いつもの風情ある静かな町の雰囲気を感じられる。そんな八尾の町なかで、秋に毎年開催されている「坂のまちアート in やつお」。昨年は行けなかったので2年ぶり。
職人たちの伝統が息づくこの町で、多くの民家などが会場として開放され、県内外のアート作家たちの作品が展示されている。また、八尾の町の住民たちも、会場でのボランティアや、家の軒先や店先などに野の花を飾るなどして、このイベントに参加されており、八尾の町屋の雰囲気とともに住民の方々との触れ合いなども楽しむことができる。
今年は天気が悪かったせいか、今までよりも人が少なかったような感じがした。大好きなイベントなだけに、「坂のまちアート in やつお」が、おわら風の盆と同様に、秋の八尾の風物詩として、これからもずっと続いてくれますように。
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