古本と珈琲のお店なのに看板には“ジンジャーラーメン”。珈琲をはじめ、飲み物は何種類かあるけれど、料理はバターチキンカレーだけ。古本はもちろん売り物だけれども、食事や珈琲を飲みながら読む事もできる。もう何がどうなっているのか分からず、頭が混乱しそうなお店が、富山市南田町にある「古本と珈琲 ジンジャーラーメンブックス」だ。
本と珈琲。本とカレー。なんて魅惑な組み合わせ。お店の雰囲気は好みだし、珈琲もカレーも美味しい。もしお店が近くだったらきっと通っているはず。
先日は30年以上前の『宝島』のゴジラ特集を読みながら、バターチキンカレーを食べてきた。表紙の戸川純に懐かしさを感じながら、そういえば『宝島』って昨年休刊になってもう無いんだよなとか、映画の『シン・ゴジラ』も評判がいいらしいので、上映しているうちに観に行こうかな、なんて考えながらのんびりとしてきた。
お店の場所は市中心街から少し離れているけれど、散歩がてらに歩く程度。こぢんまりとして隠れ家的ないい感じのお店。店主さんの「ラーメンはないのですが……」を聞きにまた行こう。
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