今月富山市でG7富山環境大臣会合2016が行われる。それを記念したイベントのひとつとして、伊勢神宮を長年撮り続けてきた宮澤正明の写真展、「宮澤正明展 ~伊勢神話と神の森~ 『森 神 心』」が富山市のTOYAMAキラリで開催されていたので行ってきた。
会場内では、「神の森」「式年遷宮」「伊勢神話」の三つのコーナーに分けて写真が紹介されていた。入り口に並べられた御神木の写真からは神々しさが伝わってきて、会場に入ってすぐに、伊勢神宮に来たかのような厳かな気分になる。まあ、実際に伊勢神宮へ行ったことはないのだが。
どの写真からも、自然と神と人とが共生してきた日本の伝統と心が感じられる。こういう風景を実際に目の前で体験すると、自分の人生観というものにどう影響が与えられるのだろうか。
神社の雰囲気は結構好きでよく行くし、旅行などでほかの地方に行ったときも、その地元の神社へは必ず参拝するようにしている。いつか伊勢神宮にも行ってみたいなぁ。できれば、朝から晩までの移り変わる景色を、一日中感じてみたい。いつかはね。
この写真展では、書家の紫舟とのコラボをしたコーナーもあり、写真とともに美しい書にも目が奪われる。そんなに広くはない会場だが、見応えは充分。今月16日まで開催されているけれど、14日から16日までは、G7富山環境大臣会合のために富山市中心部への車の乗り入れ自粛が通達されているので、写真展会場のTOYAMAキラリに行く場合はご注意を。
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