投稿日 :

吉村和敏写真展 ―MOMENTS ON EARTH―

ミュゼふくおかカメラ館で開催されている企画写真展、「吉村和敏写真展 ―MOMENTS ON EARTH―」に行ってきた。サブタイトルが、「『イタリアの最も美しい村』全踏破の旅、そして日本へ」ということで、「イタリアの最も美しい村」に選ばれている全234村を5年間かけて撮影した作品や、「マジックアワー」と呼ばれる時間帯の風景を撮影した作品などがメインに展示されていた。

そのほかにも、「プリンス・エドワード島」、「SEKISETZ」、「カスタム・ドクター」、「RESPECT」、「Shinshu」、「Sense of Japan」など、さまざまなテーマの作品が200点以上。今までやったなかで、最も大きな個展だそうな。

今月発売の、吉村和敏ベストショット写真集『Moments on Earth』。これまで撮影してきたすべてのテーマから代表作を集めた写真集のようだが、それをそのまま写真展として大判のプリントで鑑賞することができる。やっぱり風景写真は、大きく引き伸ばしたプリントで見るのが一番いいね。

写真展初日のこの日は、吉村和敏本人によるギャラリートークがあり、展示してある写真ひとつひとつを、撮影時のエピソードをまじえて解説していた。

どの写真も、色彩が優しく美しい。そして、多くの写真からは、その風景の中に生活している人々の気配が感じられる。そんな写真をどうやって撮ったのか。海外での撮影旅行ならではのエピソードから、撮影器材などの専門的な話まで、いろいろな話を聞けてとても楽しかった。

フィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

スパム対策のため、日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください