地元高岡の国宝 瑞龍寺で開催されていた、テラウチマサト写真展「受け継がれていく高岡の心」に行ってきた。瑞龍寺のライトアップイベント「夜の祈りと大福市」に合わせて同時開催されていたが、ライトアップの方はパスして昼間に写真展だけ見てきた。
富山県出身の写真家テラウチマサトが、瑞龍寺の風景と、高岡の伝統工芸職人を撮影した今回の写真展。ちょっと変わっているのは、全ての写真が、プロが使うような機材ではなく、カシオのコンデジで撮影されている。
フットワークのよい小さなコンデジで、いろいろな角度から撮影された瑞龍寺と職人たち。瑞龍寺は、子供の頃は慣れ親しんだ遊び場だったし、職人たちのなかには見知った顔も。
見慣れた風景や人たちを、プロが撮影するとどうなるのか。どんな着眼点や表現手法で撮影しているのか。写真の数は少なかったけれど、いつもの写真展とは違う見方ができる、とても興味深い写真展だった。
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