富山市民プラザのグラスアートギャラリーで開催されている「テラウチマサト写真展」に行ってきた。この写真展は、富山市が昨年から進めている、市の認知度とイメージを高めることを目的としたプロモーション「AMAZING TOYAMA」の一環のようだ。
富山市出身の写真家で、市政策参与でもあるテラウチマサトによる写真展で、「海を渡った富士山」と「富山の看板男&女」の二つのテーマで展示されている。
世界文化遺産にもなった富士山の美しい写真が和紙にプリントされた軸装の作品「海を渡った富士山」は、まるで日本画を見ているかのような雰囲気。こういう写真の見せ方も面白いね。しかし、富士山というのはやはり絵になる山なんだなと、改めて思った。こういう写真を見ると、山を撮れるカメラが欲しくなるんだよなぁ。
もう一つのテーマは、富山で活躍する、さまざまな人物をモデルに撮影された「富山の看板男&女」。富山市長を始め、アナウンサーや職人、猟師、料理人などなど、様々な分野で活躍する人たちのポートレート。富山の魅力が、そこに暮らす「人」を通して表現されている。
地味な印象だけれども、以外と魅力的な場所やモノが多い富山。北陸新幹線開業で、いろいろな人が来て、富山のいい所をもっと知ってもらえるといいな。
なお、写真展は3月29日まで開催されている。
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