ついに北陸新幹線が富山・金沢まで開通し、各駅は、お祭り騒ぎだった。開通日にはいろいろなイベントが催され、たくさんの人で賑わっている様子をテレビでおとなしく見物していたのだが、翌日になるとやはり賑わいの場へ行きたくなり、富山駅まで出かけてきた。
高岡駅からは、新幹線の開通にあわせて第三セクター鉄道となった「あいの風とやま鉄道」に乗って富山駅まで。富山市内に行くときはいつも車なので、こっち方面の電車に乗ったのは久しぶりだ。途中、富山から来た新幹線とすれ違い、初北陸新幹線。
新しくなった富山駅には、開通翌日も大勢の人が。こんなに人がいる富山駅は初めてかも。
駅前のバスターミナルも綺麗になり、中心市街地方面への路面電車の停留所も富山駅まで引き込まれた。北陸新幹線、あいの風とやま鉄道、路面電車が、駅の中を少し歩くだけで乗り継げるというのは、とても便利だと思う。数年後には、さらに駅北の路面電車も引き込まれるそうだ。この利便性は、従来の駅と北陸新幹線の駅が別々になってしまった高岡市民としては、とてもうらやましい。
駅に隣接された土産物売り場や駅周辺をうろつき、駅前のビルの上の階から、出発する北陸新幹線を眺め、満足して帰路についた。そして、夕方の帰りの電車には大勢の人が。県内で満員電車に乗ったのも、これまた初めてかも。
殿様のお膝元である金沢にはかなわないだろうが、北陸新幹線の開通で、富山県も少し賑わうようになればいいな。
そういえば、あいの風とやま鉄道ではICカードが使えるようになると聞いていたので、東京へ行ったときに使っているSuicaを持っていったのだが、稼働は3月26日からということでまだ使えなかった。Suicaが使えるようになるといっても、富山県内のエリアだけで、よく利用する金沢まで行く場合は使えないので、個人的にはあまり意味がないんだけどね。
あと、関東圏への移動が便利になったのはうれしいのだが、関西圏へ移動する場合は、乗り継ぎが必要になるなど以前より不便になってしまったのは残念。やはり、大阪まで繋がってこそ北陸新幹線の完成だと思うので、早く実現してほしいものだ。
北陸新幹線スペシャルサイト- あいの風とやま鉄道 Railways 富山県
- 富山地方鉄道株式会社
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