ミュゼふくおかカメラ館で開催されている春の企画写真展、「鉄道写真家・中井精也写真展 1日1鉄!」に行ってきた。この企画展は、来春に開業する北陸新幹線プレ記念事業の一環のようだ。鉄道つながりということでこの写真展が開催されたのかな。
中井精也といえば、毎日1枚必ず鉄道写真を撮影して掲載しているブログ「1日1鉄!」で有名な鉄道写真家。ただ、鉄道写真といっても車両がメインではなく、その写真は鉄道に関する何かが移り込んでいる日常の風景といった感じ。なので、撮り鉄や鉄っちゃんではなくとも、なんだか郷愁にかられるようで、いいなぁと思える写真ばかりだ。
そんな写真がいっぱいのブログ「1日1鉄!」が、この4月にちょうど10周年を迎えることを記念して開催されたのが今回の写真展。厳選され大きくプリントされた百数十点の「1日1鉄!」たち。四季折々の美しい風景。人や動物たちの楽しい仕種や表情。どれもほっこりとした気持ちになる写真ばかり。写真展初日のこの日は中井精也本人によるギャラリートークもあったのだが、楽しい話しを交えた解説に、このほっこりとした写真たちには撮影者の人柄が表れているんだなぁと思った。
ところで、初日のためかずいぶんと盛況で駐車場もいっぱいだったけれど、いつものカメラ館での写真展と違う感じの客層な気がしたのは、やはり鉄の人たちが多かったからだろうか。
フィードバック