伏木富山港に入港する船舶の道しるべとして、1951年5月の初点灯から現在に至るまで活躍し続けている、伏木国分の「岩崎ノ鼻灯台」。海沿いの山腹にあるその灯台は、春になると桜の花に囲まれ、毎年多くの人の目を楽しませている。
昨年から、耐震工事の実施とともに外壁が綺麗に塗り直され、真っ青な空と薄紅色の桜の花の中に、真っ白な灯台がよりいっそう映えるようになった。
熊出没注意の看板も出ている狭い山道を登っていくとある岩崎ノ鼻灯台。普段は訪れる人もほとんどいなく、鳥の声しか聞こえない静寂の中に灯台がポツンと佇んでいるというそのシチュエーションは、昔からのお気に入り。
そんな場所でも、桜のシーズンとともに大勢の人が訪れるのが、年に何度かある一般公開の日。この日は、普段は立ち入り禁止になっているフェンス内に入れ、灯台に登って内部や上からの眺めを楽しむことができる。
ということで、今回も飽きずに行ってきた。何度も行っているんだけれどね。
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