古き良き昭和の時代を舞台に、夕日町三丁目の住人たちを描いた映画『ALWAYS』シリーズの第3弾。前作『ALWAYS 続・三丁目の夕日』から約5年後となる、1964年を舞台にした『ALWAYS 三丁目の夕日’64』を観てきた。
前2作ともに面白かったこともあり、今作にも期待をしていたのだが、予想を裏切らず、安心して観ていられる、予定調和の上に成り立つ面白さ。こういうの結構好き。
タイトルにもなっている1964年の主な出来事といえば、東海道新幹線の開通や東京オリンピックの開催。当然これらは映画の中でも再現されている。晴れ渡った青空に、ブルーインパルスが飛行機雲で描く五輪マークの映像は、この時代のこれから成長していく日本を予感させるものだった。
1958年、1959年ときて、今作は1964年。前作から約5年が経ち、六子役の堀北真希もずいぶん大人っぽくなったし、淳之介役の須賀健太や、一平役の小清水一揮など、子供陣もずいぶん大きくなっている。
この子たちがもっと成長した、三丁目の次回作にもぜひ期待したい。
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