ミュゼふくおかカメラ館で開催されている春の企画写真展、「椎名誠写真展 五つの旅の物語 プラス1」。行こうと思いながらそのままになっていたのだが、カメラ館から招待券が届いたので、ラッキー! と喜び勇んで観に行ってきた。
作家、エッセイストで、写真家でもある椎名誠が、世界各地を旅して取り溜めた自然風景やそこに生きる人々の写真を、地域別に「五つの旅の物語」としてまとめ、さらに津軽地方での写真を「プラス1」として加えた写真展。
現実の風景をそのまま切り取ったような写真には、1点ずつキャプションとして、椎名誠らしい文章が添えられている。そして、写真と文章を順にたどっていくと、一つの物語が完成する。まるで、椎名誠がしてきた旅を追体験しているような感じだ。こういう写真の展示スタイルも面白いね。物書きならではといったところか。
写真展の初日にはトークショーがあったのだが、写真と文章だけよりも、実際の話を聞くともっと面白かったかも。応募しておけばよかったな……。
行ってきましたよー写真展^^到底マネのできない命がけの30年の旅は、
写真の品質やらテクニックやらをもはや超越した圧倒的なスケール感でした。
旅の写真は同じ風景を撮ってもそれぞれ違う物語が生まれるように思います。
おっ、行ってきましたか。良かったですよね。写真と文章をひとつひとつ、じっくりと観ていくうちに、いつの間にか椎名誠の旅の中に引き込まれている自分がいました。そういえば、最近旅をしていないなぁ。