こどもの日の二日前、5月3日の憲法記念日に、石川県の浅野川、梅ノ橋から浅野川大橋にわたって鯉のぼりが泳いでいた。
普段は加賀友禅の友禅流しが行われるこの川で、端午の節句を祝い、友禅ならぬ鯉のぼりが流される「浅の川鯉流し」。大空を泳ぐ鯉上りも気持ちよさそうだが、川を泳ぐ鯉のぼりも、とても涼やかだ。
梅ノ橋の下では多くの吹き流しも泳いでいた。
鯉のぼりといえば、以前変わった模様の鯉のぼりを見た事がある。胴体には、うろこでなく縞模様のある鯉のぼり。それはどうやら、高知や鹿児島あたりの鰹の産地で見られる、鯉のぼりならぬ「鰹のぼり」というらしい。以前見たのは一本だけだったが、連なって泳ぐ鰹のぼりも、一度見て見たいものだ。
フィードバック