GR DIGITALは、今のところ約2年おきにモデルチェンジがされている。ほかのデジタルカメラは、早いものだと約半年後に新型がでたりするのだが、GR DIGITALは、買い時を考えれば、そういう悲しい目に遭わなくてすむのがありがたい。
しかも、その間に何度もファームウェアのバージョンアップで機能が拡張され、そのたびに新しいカメラを買ったような気にさせてくれるという、なかなか粋な仕様だ。
今月にリリースされた、GR DIGITAL III用機能拡張ファームウェア第3弾でも、いくつかの機能が拡張されているが、その中でも個人的に期待していた、二つの新しいシーンモードをテストしてみた。
まず一つ目は、「クロスプロセス」モード。銀塩写真の現像テクニックで、ポジとネガを逆に現像することによって不思議な色合いの写真になる、クロス現像をシミュレートしている。
色調はベーシックのほかに、イエローとマゼンタが選択でき、コントラストや周辺減光も設定できる。ホワイトバランス補正と組み合わせれば、いろいろな雰囲気の写真が楽しめそうだ。
二つ目は、森山大道モード……、もとい、「ハイコントラスト白黒」モード。
なかなか思った通りにならない難しいモードだと思うのだが、使いどころがピタリとくれば、結構面白い写真になりそうだ。撮っていると楽しくって、気がつくと、ついハイコントラスト白黒で撮っている自分がいた。いやぁ、このモード、ハマるかも。
今回、テストのために、クロスプロセスとハイコントラスト白黒のモードを中心に撮っていたのだが、なんとなくバッテリーの減りが普段より速い感じがしたのは、ちょっと気になった。気のせいかなぁ。
トイカメラ系ぞくぞく登場しそうで楽しみっすね。
CX3も修正系のソフトウェア配布されてたの初めて知りました^^
幕末の写真館っぽく変換してくれるの出んかな。。
こんなに楽しい機能が追加されると、せっかく前に買ったトイカメラ風加工ソフトの出番が減りそう。でも、あっちはもっと自由に加工できるからいいかな。それだと幕末の写真っぽくできるかも。