マガジンハウスより発売された『Casa BRUTUS 特別編集 浦沢直樹 読本』を購入。
浦沢直樹といえば、『YAWARA!』や『MONSTER』、『20世紀少年』など、数多くの作品を生み出し、日本を代表するといっても過言ではない漫画家のひとり。
このムックは、映画『20世紀少年 <最終章> 僕らの旗』の、今週末からの公開にあわせて発売されたものと思われるが、中身は映画の宣伝ではまったくなく、浦沢直樹のこれまでの作品郡の解説、ロングインタビュー、仕事場であるスタジオナッツの風景、作品の制作プロセスなどなど、じゅうぶんに満足できるボリューム。
なかでも、浦沢作品が、海外でどのように受け入れられているかということを紹介した記事が、日本人とはまた違った目線を知ることができ、とても面白い。
このムックで、浦沢作品の世界にたっぷりと浸りながら、今週末に公開される映画を楽しみにしよう。
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