金沢の街を舞台に開催されている、プロジェクト型の展覧会「金沢アートプラットホーム2008」に行ってきた。いくつかのプロジェクトをまわったが、一番の目当てだったのは、金沢市民芸術村で行われている、八谷和彦の「OpenSky展」。
このOpenSkyプロジェクトは、メディア・アーティストの八谷和彦が、「個人的に飛行装置を作る」プロジェクトとして、2003年に開始されたもの。プロジェクト初期の頃から、Web上で情報が公開されていたので、たびたび注目して見ていた。ちなみに、宮崎駿の『風の谷のナウシカ』に登場する「メーヴェ」という架空の飛行機が、機体コンセプトの参考になっている。
OpenSky展の初日には、実際にテストフライトも行われていたのだが、残念ながら見に行くことはできなかった。しかし、会場内には、テストフライト当日の写真や映像なども展示されていたので、少しは雰囲気を味わうことができた。
プロジェクトタイトルの「OpenSky」とは、万人に空を開放するという「ひらけ! そら」という想いが込められている。優雅で美しい機体に乗り、誰もが大空を自由に飛行する。まだまだ発展途上だが、とても夢のあるプロジェクトだ。
本当にそうできたらいいし、憧れもあるんだけれど、実は、高所恐怖症なんだよなぁ。
- OpenSky
金沢アートプラットホーム2008
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