
金沢21世紀美術館で開催されている「大谷芳照が訳したスヌーピーの世界展」に行ってきた。
スヌーピーで有名な、世界中で愛されている新聞コミック『ピーナッツ』。その作者、チャールズ・モンロー・シュルツに、スヌーピーの絵を描くことを認められたのは世界で二人だけ。
そのうちの一人、YOSHIこと大谷芳照による、優しくてユニークな作品群。その中でも、『ピーナッツ』で描かれた1コマの絵と、漢字などの文字を融合させた墨絵シリーズ「PEANUTS FOUND IN TRANSLATION」は、それぞれの作品がひとつの言霊となり、見る人を『ピーナッツ』の世界へと誘う。
大谷芳照なりの表現で描かれたそれらの作品は、漫画とは違う面からの入り口だが、ほんとうに漫画の『ピーナッツ』を読んでいるような気持ちにさせてくれた。
こんなことを書いていると、なんだかまた見たくなってきたかも。そういえば、グッズ売り場にはご本人もいらしており、図録やグッズにサインをされていた。でも、ちょっと手持ちのお金が少なくって、何も買わなかったんだよね。いまさらだけれど、図録ぐらいは買っておけばよかったなぁ。
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