Adobe Systemsが、次期Creative Suiteシリーズと次期Lightroomで、PowerPC搭載Macをサポートしない方針を明らかにした。
Appleが、MacプラットフォームのCPUを、PowerPCからIntel製へと移行して約3年。その間、Appleをはじめ各ソフトメーカーは、両方のCPUをサポートしてきた。
しかし、Appleが、来月発売する予定のMac OS X 10.6で、PowerPC搭載Macには対応しないことを発表。そして、今回のAdobe Systemsによる方針の決定。これでやっと、古いプラットフォームの縛りから開放され、次の次元への進化に踏み出すことになった。
Adobe Creative Suiteシリーズといえば、グラフィックデザインやWebデザイン、DTPなどの分野においては、必須ともいえるアプリケーション郡。これまでも、新しい技術を導入し、どんどんと便利なツールに進化してきた。
そんな便利なツールだが、グラフィックデザイン、とくにDTPの業界では、最新のバージョンへの移行が遅れており、さまざまな理由から、いまだに旧態依然とした状態で仕事をしているところが多い。しかし、今回のような流れに乗って進み出すのか、それともガラパゴス化への道をたどるのか、DTP業界の未来にしばらく注目していきたい。
また、このような流れは、ほかのメーカーにも波及し、大きく、そして、どんどんと加速していくと予想される。私は、いくつになっても、進化の流れに取り残されず、常に新しいものを吸収し、ずっと成長を続けていきたい。今回のニュースは、ふと、そんなことを考えさせられるニュースだった。
自分も大学時代(2004〜2007)や自主制作物はOSXで色々なものを制作していますが、社会人になってからはほぼOS9とQuarkXPressを使用しています(OSXはうちのチームでは、postscriptプリンタの管理のみに使用)。
先日、アップルストアにiBookG4の修理を頼んだら、「明日から発売されるOSにはこのマシンでは使えなくなります(10.6のこと)」と伝えられました。
うちはQXが4.1なので、まだもう少し大丈夫ですが、いまだに3.3のところはどうなるのでしょうか?
突然失礼しました!
うちの会社でも、最近は古いマシンが壊れてきていますが
部品供給ストップで、修理対象外のものばかりです。
また、Classic環境が必要だということで、Intel Macは1台もありません。
物理的に古いソフトが動く環境が、今後はどんどんと減っていきますので
変わっていくしかない、最近のこのような流れは自然なことなのでしょう。