F1グランプリの2008年シーズンが、オーストラリアのメルボルン、アルバートパーク・サーキットで開幕した。
暑い気温のためか、それともトラクション・コントロールなどの補助システムが禁止されたためか、序盤からスピンやクラッシュが多発し、完走はわずかに7台。初戦から荒れたレースとなった。
今年の見どころのひとつとなるのは、やはり2世ドライバーたちの活躍だろう。中嶋一貴、ニコ・ロズベルグ、ネルソン・ピケ・ジュニアといった、昔憧れていたドライバーたちの2世が、どれだけ今年のF1グランプリを盛り上げてくれるか。
この開幕戦、ネルソン・ピケ・ジュニアは残念ながらリタイアとなったが、中嶋一貴は父親譲りの粘り強い走りで、F1フル参戦初レースで6位となり3ポイントを獲得。そして、ニコ・ロズベルグは3位となり自身初の表彰台に上った。
まだまだ粗削りなドライビングで安定感もないが、開幕戦から期待通りの活躍で盛り上げてくれた2世ドライバーたち。今年のF1グランプリは面白くなりそうだ。
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