2007年F1世界選手権第17戦ブラジルGP。熾烈な争いの末、最終戦までもつれ込んだ三つ巴のタイトル争い。ここまで最も不利な立場だったフェラーリのキミ・ライコネンが、アロンソやハミルトンを押さえ、大逆転で初タイトル獲得だ。
今シーズンも開幕戦からずっと見続けてきたが、この最終戦が今シーズンの中でも一番面白いレースだったと思う。内容はもとより、ライコネンは結構好きなドライバーなので結果にも大満足。おそらく現役最速のドライバーだと思うのだが、今まではどうも運に恵まれていない感じだったからね。
アロンソやハミルトンは確かに速いのだが、どうも走りが荒い感じがして、あまり応援はしていなかった(すみません……)。そんな中、ロスベルグやクビサなどの若手が面白い走りを見せてくれたし、急遽参戦することになった中嶋一貴も、予選ではイマイチだったが、本選では良い走りを見せてくれた。
終わり良ければすべて良し、ということで大満足の今シーズン。このあとは、色々とドライバーの入れ替えがあるであろうストーブリーグを楽しみながら、来シーズンにも期待しよう。
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